2014年11月12日水曜日

今年最後のライブ!!築地で味わう「平家物語」



築地に新しくできた和のライブレストラン「無玄流」で初ライブです!
日比谷線「東銀座」を降りて歌舞伎座の斜め向かい京橋郵便局の裏手にあるとても綺麗で素敵なライブレストランです。様々な邦楽演奏者や舞踊、落語、書、香道、など毎日ライブが行われています。
そんな素敵なレストランで美味しいお料理とお酒を味わいながら、「平家物語」のトーク&パフォーマンスをお楽しみください♪私の今年最後のライブなのでぜひぜひお見逃しなく!あらすじや見どころを面白く解説するトークありのパフォーマンスなので、原文をご存じなくても楽しめます!

今回は平清盛の五男、重衡をめぐる女性2人のお話を取り上げます。
一つは「千手前」、一の谷で生け捕りにされた重衡は鎌倉に下り、頼朝に見参します。そこで丁重にもてなされ、お世話係になったのが、手越の長者の娘「千手」。鄙にはまれな美しく歌や箏にも優れ、控えめながらも重衡を気遣う思いやりのある娘。歌のやりとりを通して重衡と千手が惹かれあっていく様子が描かれてドキドキするお話しです。

もう一つは、「重衡被斬」に出てくる重衡の正妻。処刑のために奈良へ送られる重衡は途中、妻の住む日野の地を通りかかり、急に妻の元を訪ねます。別れを惜しみながらも立派な最期を遂げさせようとする妻ならではの気遣いが描かれて興味深いお話です。文武に優れ優雅な武将であった重衡はこれ以外にも内裏女房と言われる愛人もいたようでモテモテだったですが、単なる色男ではない魅力が描かれていてとても面白いです。今回は二人の立場の違う女性に注目しながらお聴きいただきます。

お越しくださった皆様とお話ししながら晩秋の一夜を過ごすのを楽しみにしております!どうぞお誘い合わせの上お出かけ下さい♪


毎日★築地で味わう「平家物語」
~平重衡をめぐる女たち「千手前」「重衡被斬」~
 【日 時】2014年11月30日(日)
      19:00開演/開場18:00(終演21時予定)
 【場 所】和ライブレストラン tsukiji無玄流
 【出 演】金子あい(語り&トーク)
 【料 金】ミュージックチャージ2,000円
      +席料1,000円+2オーダー+税
 【チケット申込】 tsukiji無玄流
         もしくは金子まで直接ご連絡下さい。
         090-6707-1253 auaplus@gmail.com

2014年11月6日木曜日

行く川の流れは絶えずして〜語りと尺八による『方丈記』と『震災詩』〜


11/8〜24の期間、両国回向院では「東北復“幸”支“縁”」として宮城県気仙沼市地福寺のお地蔵さんの出開帳が行われます。イベントも盛り沢山!法話やコンサートや演劇をはじめ気仙沼物産市も開かれ美味しいものも食べられます!著名な漫画家による仏画展も同時開催、回向院を丸ごと楽しめる企画です!→詳しくはこちら

さて、その中で、11/15(土)14時〜
「行く川の流れは絶えずして〜語りと尺八による『方丈記』と『震災詩』〜」
と題して、尺八の設楽瞬山さんと新作をやります。
「方丈記」に取り組むのは今回初めてです。「方丈記」には自分の半生や日々の暮らし、そして都で起こった様々な災害について書かれていますが、鴨長明さんなんだか自然体ですごく面白いです。
回向院本堂の落ち着いた厳かな空間の中で、方丈記と東北の詩人が800年の時を超えて邂逅します。どんな化学反応が起きるか…これかなり面白い!と胸がばくばくドキドキしています。ぜひぜひ聴きにいらして下さい!!

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1185年8月13日、文治京都地震。マグニチュード7.4。
多数の死者を出し、多くの損害を与えた大地震を鴨長明は『方丈記』に記しています。
2011年3月11日、午後2時46分、東日本大震災。
マグニチュード9.0の大地震は沿岸の街を壊滅させ、多数の死者を出し、原発事故を引き起こし、今なお多くの人々が避難を余儀なくされています。あの日以降、多くの詩人が書き綴ってきた詩の数々。私達は東日本大震災を忘れることなく、どう向き合えばよいのか…時代を超えて胸に迫まる語りと尺八による「方丈記」と「震災詩」のコラージュ。
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東日本大震災復幸支縁  地福寺出開帳 両国回向院
行く川の流れは絶えずして
〜語りと尺八による『方丈記』と『震災詩』〜

【出 演】語り・金子あい 尺八・設楽瞬山
【日 時】2014年11月15日(土) 14:00開演/13:30開場
【会 場】回向院本堂
     東京都墨田区両国2-8-10 TEL.03-3634-7776
     (JR総武線両国駅西口より徒歩3分)   
【入場料】2,000円(拝観料込) 
【主 催】回向院、地福寺(宮城県気仙沼市)
【共 催】漫画家による仏の世界展実行委員会
【チケット購入・問合せ】JTB国内旅行企画  http://opt.jtb.co.jp/special/ekoin 
 art unit ai+(アートユニットアイプラス) TEL.090-6707-1253(9:00〜21:00)  auaplus@gmail.com  
 もしくは、各出演者にご予約下さい。

※「東日本大震災復幸支縁イベント」の収益は被災地支援に充てられます。
※詳しくはWEBで→ http://ekoin.or.jp/event201411/
 Facebookページ「無縁寺回向院」https://www.facebook.com/degaichou?fref=ts

2014年9月16日火曜日

日本寺「平家物語の夕べ 〜祇王〜」今年もやります!



700年の歴史を持つ多古町正東山日本寺(にちほんじ)。杉木立の中にひっそりと佇む本堂で一夜だけ繰り広げられる「平家物語」の世界。3年目となる今回はこれまでと少し趣向を変えて、邦楽器の新しい魅力と、今様の美しい歌声・舞と共に、平清盛をめぐる白拍子の4人の女性の物語「祇王」をお楽しみいただきます。

今回共演するのは箏&尺八デュオのカート&ブルース。おふたりはチャリティライブ「フクシマを思う」でおなじみですが、日本の古典作品を本格的にコラボレーションするのは5月の「壇ノ浦」試演に続き2回目です。来日30年以上、日本の邦楽器<箏と尺八>に魅せられた2人のアメリカ人が紡ぎ出す音世界は、モダンでありながら懐かしく心地よい…私たちが忘れていた邦楽器の新しい魅力を気づかせてくれます。700年前の古典の話をいかに現代に蘇らせるか。時代と国境をこえたコラボレーションが今ここに!

ぜひ、秋の1日日本寺へ遊びにいらして下さい。

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町村合併60周年記念事業 多古日本寺コンサート
「平家物語の夕べ 〜祇園精舎・祇王〜」

【出演】金子あい(語り・舞・今様)
    カーティス・パターソン(箏)
    ブルース・ヒューバナー(尺八)

【日時】2014年10月19日(日)
   [昼の部] 開演14:30(開場14:00)
   [夜の部] 開演18:30(開場18:00)

【場所】多古町 日本寺本堂
    千葉県香取郡多古町南中1820-1 
    Tel: 0479-76-3745 http://nichihonji.org/

【チケット】一般1,500円/高校生以下1,000円 

【チケット取扱】
    [多古町]平山書舗・木内書店・JA直売所「四季の里」・道の駅多古
    [香取市]仁木書店駅前店 ・行木堂 
    [成田市]成田国際文化会館
    [匝瑳市」TADAYA2(多田屋八日市場国道店) 

【主催】多古日本寺コンサート実行委員会 
【後援】多古町教育委員会
【お問合せ】Tel.0479-76-3745(日本寺)
【前売開始】6月29日(日)
 
【日本寺への交通】  
公共交通機関が限られているので、車でのご来場をお勧めします。(駐車場あり)
■高速道路利用東京方面より高速バス
 東京駅八重洲北口発 「成田空港行」で成田空港まで 約65分
 東京駅八重洲口発 「犬吠埼行(銚子方面)」で大栄ICバス停まで 約65分
東関東自動車道 成田ICより 約20分
東関東自動車道 大栄ICより 約20分
銚子連絡道路 横芝光ICより 約20分
■日本寺方面へ
JR線/京成線 空港第2ビル駅発 多古-成田空港間シャトルバス(多古行)
 多古道の駅下車 徒歩25分
JR成田駅発 JRバス「多古行・八日市場行」 南中(みなみなか)バス停下車 徒歩3分
JR八日市場駅発 JRバス「多古行・成田行」 南中バス停下車 徒歩3分
JR佐原駅発 JRバス「多古行」高根バス停下車 タクシーなど利用10分

★今年は成田空港からの特別送迎バスを検討中です。詳細はお気軽にお問合せ下さい。

2014年6月29日日曜日

和ろうそく屋さんでの「平家物語の夕べ」、素敵な会になりました♪


こじんまりした店内なので
トークと語りはこの形式で聞いていただき
懇親会の時に車座になってワインで乾杯しました

お客様が来る前にぱちり
お気に入りの単衣の着物です

先週6月21日(土)に開催された神楽坂「和ろうそく アトリエ灯 AKARI」での平家物語トーク&ライブは、はじめにテキストをお配りしてざっくり、聞きどころや面白い所を解説し、そのあとにろうそくの灯りのもとでの語りを聴いていただきました。薄暗かったせいもありますが、多くの方がテキストを閉じて、耳から入る言葉の一つ一つを想像しながら聴いて下さったようです。終了後にはワインとチーズで懇親会もありとっても楽しくて素敵な会になりました。絵が鮮やかに浮かんだという方も多く、また、始めて聴いた方は、まだ絵が浮かぶのは難しかったけど声や呼吸に圧倒された、ぜひ平家を読んでみたいという方もいらっしゃって嬉しい限りです。お客様はギャラリーの常連さんや地元神楽坂の方、そして私の友人の皆さんも合わせて15名満員になりました。足をお運びくださった皆さまありがとうございました。

どの章段にしようかなあ…と前日まで迷いに迷って、どれも面白くて好き過ぎて決めかねて、結局、お教室の友人に「どれがいいと思う〜〜??」とメールで意見を求めて(笑)、戦も恋愛も乳母子もいろいろな要素が詰まった名文中の名文「木曾最期」にすることにしました。

木曽義仲と今井兼平の最後を描いた木曽最期は、生き様というか死に様がものすごい気迫で描かれていて、震えるくらい面白い章段です。とはいえ、人生を全う出来なかった2人の青年の心のうちを思うと読むたびに成就できない重苦しさが襲って来て、気持ちが回復するのに一晩かかってしまうのですが、この日は、なんと言ってもワインでお喋りして、義仲はあーだ兼平はこーだとお客様と一緒に考察したり感想を述べたのでとっても楽しく終わることが出来ました。

平家をよくご存知の方も全く読んだことのない方もいらっしゃって、幅が広かったのがかえってよかったのではないかと思います。なかには棺桶に入れてもらうなら「平家物語」!というツワモノもいらっしゃいました。理由は、いくら読んでも絶対に飽きないからだそうです。確かに読んでも読んでも長いし面白いし飽きないですからねえ(笑)。私もそうします。

フェイスブックつながりの方も来て下さいました。そしてとても驚いたのが、地元赤城神社で2年前に新内浄瑠璃の会をやった時に鶴賀伊勢藍として浄瑠璃を語ったのを聴いて下さった方が、今回タウン誌「かぐらむら」の記事を見て聴きに来て下さったこと!本当に名前が違うのによく覚えていて下さったとびっくりです!うれしいですね。

お店のオーナーさんがワインを大盤振る舞いして下さって、お開き後も呑み足りない方が何人か残って、蝋燭をともして二次会?が続きました。

ぜひ第2弾をというご要望が多かったと伺い嬉しく思っています。
8月の終わり〜9月頭くらいに第2弾をやりたいなあと思っています。初心者の方も今回おいでになれなかった方もぜひいらして下さい。







2014年6月6日金曜日

神楽坂の和ろうそく屋さんで「平家物語」の夕べ

素敵な和ろうそくがたくさん揃っています



15名も入ればいっぱいの小さなお店ですが
和ろうそくの灯の中で語ります

700年以上も語り継がれ、読み継がれてきた「平家物語」を気軽に楽しみませんか。圧倒的な語りの力と美しい舞台で「平家物語」の世界を表現している俳優・金子あいによる平家物語の魅力まるわかりのトーク&ミニライブです。
平家物語に興味はあるけど…なかなか読むきっかけがないという初心者の方にも気軽に楽しんでいただけます。
素敵な和ろうそくの灯のもと金子あいの語りをお楽しみ下さい。
神楽坂の路地を入った小さな和ろうそく屋さん「アトリエ灯AKARI」では、様々な種類のかわいくて素敵な和ろうそくを扱っています。神楽坂のそぞろ歩きのついでにぜひお立ち寄り下さいね。


【会 費】1500円 定員15名
【要予約】TEL 03-6280-8573
     akari_kagurazaka@yahoo.co.jp
【会 場】和ろうそく アトリエ灯 AKARI
     新宿区神楽坂6-73 メゾン・ド・ガーデニア 1F
     http://akarikagurazaka.web.fc2.com/
【アクセス】東西線 神楽坂駅より徒歩3分/大江戸線 牛込神楽坂駅より徒歩2分/JR飯田橋駅より徒歩10分。神楽坂上の交差点近く、りそな銀行(2014年6月まで工事中)右の小路に入り左(神楽坂ペットクリニックさん向)。

2014年5月3日土曜日

いいお天気、久良岐能舞台。

本日は磯子の久良岐能舞台で、カート&ブルースと一緒に「壇ノ浦」を語ります。2時半開演。
この700年前の「平家物語」を語る時いつも、戦に翻弄された市井の人々を思います。軍記物は一見勇敢に格好良く描かれているように見えますが、その根底に流れているのは深い死への悲しみです。この物語は懐古趣味でもなんでもなく、とても鮮やかに今の私たちにメッセージを語りかけてきます。憲法記念日であり、大型(ホントはプチ)連休で高速道路も電車の中も混雑、久良岐の少し先の横須賀では、空母ジョージワシントンの放射性廃棄物を船に積み替えている今日、「壇浦合戦」と「先帝身投」語ります。今だ十歳にもならない幼帝に祖母である二位尼が慰めるくだりは、子を思う気持ちはいつの世も変わらないとつくづく思わされます。


2014年4月18日金曜日

5/3 久良岐能舞台で「壇ノ浦」を語ります!



箏&尺八デュオ
「カート&ブルース 能舞台ライブ」
~感動の音世界が再び久良岐能舞台に響く~

箏と尺八の音色が、こんなにも心地よいものだったとは…。カート&ブルースの2人が紡ぎ出す音世界は、モダンでありながら懐かしく、私たちが忘れていた邦楽器の新しい魅力を気づかせてくれます。古典曲とオリジナル曲を交えたプログラムに加え、今回はスペシャルゲストに俳優の金子あいを迎えて、箏・尺八とのコラボレーションで「平家物語」をお聴きいただきます。カート&ブルースと金子あいの出会いは、3.11東日本大震災後に行われたチャリティライブ「フクシマを思う」で、以後「私たちに何ができるか、何かしなければ」という思いを同じくする3人は、チャリテイライブでの共演に留まらず、共に被災地へも向いました。
今回は能舞台で、2人の即興が金子あいの「平家物語」を彩ります。初の試みに、どうぞご期待ください。

【日時】2014年5月3日(土)14:30開演 /14:00開場
【場所】久良岐能舞台
    神奈川県横浜市磯子区岡村8-21-7
    TEL:045-761-3854

【出演】カーティス・パターソン Curtis Patterson (箏)
     http://www.curtkoto.com/
    ブルース・ヒューバナー Bruce Huebner (尺八)
     http://brucehuebner.com/
    ☆スペシャルゲスト:金子 あい (語り)
     http://heikemono.blogspot.jp/

【演奏曲】春の海、越後獅子、曲水、デイープ フォレス、     語り・箏・尺八による「平家物語〜壇浦合戦」 

【チケット】前売2,500円/当日3,000円 (限定100名) 
【主催】ザブトーンミュージック
【後援】久良岐能舞台
【協力】おもいっきり楽しい国際交流

【お問合せ・ご予約】
電話:090-8506-4563 (岩村)
メール:tomokopianotech@gol.com
Fax:045-571-8428 (ザブトーンミュージック)


■宮越記念 久良岐能舞台(くらきのうぶたい)
伝統を伝える風雅なたたずまいの「久良岐能舞台」は、大正6年に東京・日比谷に建てられ、東京音楽学校(現東京芸術大学)邦楽科の稽古舞台を経て、昭和40年にこの地に移築・復元されました。舞台の鏡板は日本画壇の重鎮であった平福百穂の筆によるもので、多くの人間国宝を育んだ由緒ある能舞台です。舞台を囲む庭園は四季折々の絶景を楽しむことができます。http://www.kuraki-noh.jp/

■交通案内
【バス】
京急・横浜市営地下鉄「上大岡駅」より…バスロータリー②番乗場、京急バス「上7系統 笹堀・泉谷循環」、又は⑫番乗場(鎌倉街道 三井住友銀行前)から「磯子駅」行き。
JR「磯子駅」より…②番乗場、京急「屏風ヶ浦駅」より…③番乗場、市営バス64・78系統乗車。いずれも「笹堀」下車。徒歩7分
【タクシー】
京急「上大岡駅」からタクシーで5分程度(約800円)。上大岡駅改札を出て右の階段を上り、通りに出てタクシーに乗車。
※一般駐車場はございませんので、お車でのご来場はご遠慮ください。

2014年4月17日木曜日

鎌倉古民家で聴く「平家物語」チケット完売しました。


萌えいづる若葉がまぶしいですね。皆様お元気でお過ごしでしょうか。

ひっそりとご案内していた鎌倉源氏山の古民家で聴く「平家物語〜祇王」公演は、お陰様で、お申込みが定員に達しましたので、締め切らせて頂きました。
誠にありがとうございました。

なにしろ定員が50名と限定されているため、大々的に宣伝できなかったのですが、締切後にもたくさんのお問合せを頂き、とてもありがたく思っております。全員にご来場頂くことができなくてとても残念ですが、どうかまた次回を楽しみにお待ち下さい。

いよいよ本番が来週に迫って参りました。鎌倉はきっととても気持ち良いでしょうね!私たちも楽しみにしています。それに先駆け、明日は横浜で「祇王」のショートバージョンを上演します。さる女性グループの集まりに呼んで頂いたのですが、祇王はぴったりだなあと思っています。ぴったりな理由は次回書きます。

この祇王、原文を一人で語ると50分くらいかかります。でもお食事会の時などはそれではあまりに長いので、半分にカットしたショートバージョンを上演しています。

このカットというのがものすごく大変でした!無駄にしゃべっているようなセリフの中に、美しい言葉の響き、それぞれの人物の細やかな心の動きや性格が表されているので、削れば削るほど、平家物語独特の世界観がなくなってしまうんですね。なんとか半分にできた時は、やった!とガッツポーズしたくなりました。

港の見える会場での「祇王」楽しんでいただけたら嬉しいですね。
良い天気になりますように。

2014年3月30日日曜日

桜咲き、笑顔こぼれたプラザウエストでした!


昨日、3月29日(土)行われた、さいたま市のプラザウエストでの「日本の名作を読む 平家物語〜祇園精舎・木曾最期」には、なんと160名もの方々にご参加頂きました。ありがとうございました!
会館主催でしたので、とってもリーズナブルな料金で朗読ワークショップを体験して頂き、「木曾最期」のパフォーマンスをご覧いただくことができました。こういう企画はとてもいいですね。ぜひいろいろなところで実施していただけたらいいなあと思いました。

思いの外、男性のご参加も多くて驚きました。朗読は普段は圧倒的に女性が多いことを考えると、大変嬉しいことです。
ワークショップでは全員を4グループに分けて、木曾軍、義仲、源氏軍、巴に文章を割り振り、声に出して語って頂きました。初めて顔を合わせて、初見の方も多かったと思いますが、皆さんしっかりと声を出して中々素晴らしかったです。笑いもあり和やかな雰囲気の中で、文章や台詞の背景をご説明するとどんどん変化して良くなって、声も揃ってきて、感動的でした。1時間半全部を朗読ワークショップに使って、発表までしたらとてもいいものができるのではないかと感じました。

そうして、内容を理解していただいた上で、最後は私の語りと永田さんの波紋音で「木曾最期」を聴いていただきました。聴くといっても、暗記して動きながらやるので,語りでありながら芝居のような感じです。
とくに、戦いに敗れ主従2騎となった木曾義仲に、乳母子の今井兼平が自害をすすめるシーンは、主人に武将としてみっともない最期は遂げさせたくないという兼平の思いと、最期まで兼平と共に死にたいと切望する義仲とのやりとりは、演じていてもせつなくて胸が苦しくてたまらなくなります。登場人物の感情や風景が見えたというご感想も頂き、とても嬉しくやりがいのある公演でした。

ご参加下さった皆様、本当にありがとうございました。
どうぞまた平家物語の足をお運び下さい。
お目にかかれるのを楽しみにしております。

2014年2月24日月曜日

【お陰様で完売御礼!】さいたま市プラザウエスト 語りと波紋音による「平家物語」

さきにご案内しておりました、さいたま市プラザウエスト「語りと波紋音による「平家物語」~祇園精舎・木曾最期~」は、お陰様で本日チケットが完売いたしました。
とても嬉しく思っております。面白かった!と皆様に言っていただけるようつとめますので、どうぞお楽しみに!

2014年2月8日土曜日

文化・イベント情報紙「SaCLa」に巻頭インタビュー掲載されました!


さいたま市文化振興事業団が発行している、文化・イベント情報紙「SaCLa(サクラ)」に巻頭インタビュー掲載されました!永田さんと私の話や平家物語の見どころなどをご紹介しています。さいたま市内の市・文化施設などにおいてあるそうですのでお近くの方はぜひお手に取ってお読みいただけたら幸いです。
※3/29のイベントは残席僅かになってきたようです。お早めにご予約下さい。




↓こちらからダウンロードもできます。
http://www.saitama-culture.jp/pdf/sacla201402.pdf

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<日本の名作を読む> 「語りと波紋音による「平家物語」~祇園精舎・木曾最期~」
【日時】2014年3月29日(土)開演14:00/開場13:30
【会場】プラザウエスト 多目的ルームhttp://www.saitama-culture.jp/plazawst/index.html
【料金】全席自由800円 絶賛発売中
【チケット取扱・お問合せ】SaCLaインフォメーションセンター TEL:048-866-4600
 ※WEBでチケットを購入することもできます。http://www.saitama-culture.jp/recommend/

「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり・・・」平家一門の映画と没落を中心に、平安から鎌倉時代へ移り変わる激動の時代を写し出した「平家物語」。今回はその中から「祇園精舎」と「木曾最期」を題材に、平家物語の魅力についてのわかりやすい解説と声に出して読む朗読を体験でたっぷり味わうことができます。
女優・金子あいの凛々しく鮮やかな「語り」と、パーカッション奏者・永田砂知子の時空を超えた魂の響き「波紋音」で、ドラマティックな歴史物語を美しい日本語とともに体感してください。
【プログラム】
第一部 「祇園精舎」~お話・平家物語の魅力
第二部 ワークショップ・声に出してみよう・波紋音の紹介
第三部 「木曾最期」 語り:金子あい 波紋音:永田砂知子
【出演】
語り:金子あい
波紋音:永田砂知子

2014年2月5日水曜日

【公演案内】さいたま市プラザウエスト「語りと波紋音による「平家物語」~祇園精舎・木曾最期~」



埼玉方面のみなさまにお知らせです〜。
3月の桜の季節に、さいたま市桜区にある文化施設「プラザウエスト」でワークショップ公演をやります!解説もあり皆さんに声を出して朗読体験もして頂き、最後に私たちのパフォーマンスも楽しんで頂く盛り沢山の公演です。とってもお手頃価格ですので、お子さんも一緒にぜひご家族で遊びにいらして下さい!お待ちしております。

<日本の名作を読む> 「語りと波紋音による「平家物語」~祇園精舎・木曾最期~」
【日時】2014年3月29日(土)開演14:00/開場13:30
【会場】プラザウエスト 多目的ルームhttp://www.saitama-culture.jp/plazawst/index.html
【料金】全席自由800円 絶賛発売中
【チケット取扱・お問合せ】SaCLaインフォメーションセンター TEL:048-866-4600
 ※WEBでチケットを購入することもできます。http://www.saitama-culture.jp/recommend/

「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり・・・」平家一門の映画と没落を中心に、平安から鎌倉時代へ移り変わる激動の時代を写し出した「平家物語」。今回はその中から「祇園精舎」と「木曾最期」を題材に、平家物語の魅力についてのわかりやすい解説と声に出して読む朗読を体験でたっぷり味わうことができます。
女優・金子あいの凛々しく鮮やかな「語り」と、パーカッション奏者・永田砂知子の時空を超えた魂の響き「波紋音」で、ドラマティックな歴史物語を美しい日本語とともに体感してください。
【プログラム】
第一部 「祇園精舎」~お話・平家物語の魅力
第二部 ワークショップ・声に出してみよう・波紋音の紹介
第三部 「木曾最期」 語り:金子あい 波紋音:永田砂知子
【出演】
語り:金子あい
波紋音:永田砂知子

http://www.saitama-culture.jp/index.html
文化・イベント情報紙SaCLa(サクラ)の巻頭インタビュー掲載されています!
ぜひお読み下さい。↓こちらからダウンロードできます。
http://www.saitama-culture.jp/pdf/sacla201402.pdf