2012年2月28日火曜日

すでにそこにあるものを取り出す

数日前、波紋音の永田さんからメールがあった。戦のシーンが物足りないという。
確かに。
永田さんは音で考える。例えが時々音楽用語になるので新鮮で面白い。
「私はやっぱりあいさんに戦のシーンを語らせたいのよ」という永田さん。本当は永田さんの方が戦のシーンに味をしめてしまったのを私は知っている。血湧き肉躍る戦闘場面こそ平家物語の醍醐味と言える。
さてさてどうしようかな。
そして昨夜はトクマスさんとスカイプで深夜会談。送ってもらったスケッチをみながら、ああでもないこうでもない。すると、ふとアイデアが浮かんで来る。
これから作る舞台は、多分、あるべき姿が舞台に埋まっていて、私たちは、それをひと刷毛ひと刷毛砂を払って発掘する役目なのではないかと思えて来た。
金子あい

1 件のコメント:

  1. i don't speak japanese...nevertheless i want to say that i'm dazzlzd by the grace and beauty of your culture.
    thankyou!

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